自宅の庭やアプローチを砂利敷きにすることにマイナスなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
「メンテナンスが大変そう」「手入れする暇があるか分からない」と思ってしまいがちですが、砂利敷きにすることで却ってメンテナンスを楽にできることもあるのです。
今回は、砂利敷きとメンテナンスについて解説いたします。
芝生敷きなどと比較して、雑草が生えにくくなるのが砂利敷きのメリットです。
砂利を敷く前に雑草を処理したり、防草シートを使用したりすれば更に高い効果を得られます。
砂利の隙間から生えてきてしまうこともあるため完全にゼロにはできませんが、除草メンテナンスの手間を少しでも減らしたい人にはおすすめです。
砂利に水が取り込まれるため、コンクリート敷きや芝生敷きと比較して水はけをよくできます。
水たまりがある状態が続くと虫や蚊を呼びやすくなってしまうため、衛生重視のためのメンテナンスを気にする人にもよいでしょう。
大雨が多い地域にはとくにおすすめです。
意外に見落としがちなのが、庭やアプローチの素材によって家や洗濯物に出る影響です。
砂利敷きであれば土埃を上げにくく、窓や洗濯物の汚れを防ぎやすくなります。
土埃による掃除の手間を減らすことにもつながりますので、砂利敷きのメリットが大きいと分かります。
コンクリートやタイル敷きにした場合、経年劣化でひび割れが生じる可能性があります。
また、重いものや固いものを落として割れてしまうリスクもあるでしょう。
ベビーカーやキャリーなど車輪の跡もほとんどつきません。
砂利敷きであればダメージに強く、砂利そのものの汚れが目立ってしまったとしても手軽な敷き替えが可能です。
他の舗装材に変更したくなった場合でも、元が砂利敷きであれば比較的楽に施工できます。
今は砂利敷きに納得していても、10年後20年後には気分や趣向が変わっているかもしれません。
変動性の高さから砂利敷きにする方もいますので、今後変更する場合の手間や料金も視野に入れながら決めていくのがおすすめです。
舗装材を決める際には、メリット・デメリットの両方を見て検討することが重要です。
どんな素材でどんな仕上げにしようか迷っている方は、お気軽に造園資材館にご相談ください。
砂利敷きはもちろん、それ以外の素材も紹介しながらご提案いたします。